1.なんのためにボディチェックするのか、何を把握すべき?
ボディメイクに向けたトレーニングが正常に出来るかどうか
2.ボディチェックで見ること
肩こりの原因を確認、美ボディをつくるためのスクワットができるかどうか?
・上半身はどのくらい悪いかどうかチェック
ー筋肉量も足りていないことはわかっている。実際に巻き肩なのか?筋肉量と脂肪量100%以下なのになぜ腕が太いと思っているのか?を目で4項目を元にチェックする
・スクワットができるかどうか?
ーインボディだけみると筋肉量は十分足りているためできそう。脚のカタチができる状態かどう
かを目で5項目チェックする
3.実際に目でチェックする項目〜上半身編、下半身編
ー上半身:どのくらい悪いか
▼肩こり、巻き方、猫背、スマホ首の確認
→✓1〜4で〇〇状態だと問題アリ
✓1:肩甲骨と肩の間にあるインナーマッスル確認
✓2:肩甲骨と肩甲骨の間にある菱形筋の肩さを確認
✓3:首から後頭部にかけての筋肉の硬さを確認
✓4:脇の下から肩甲骨にかけての肩さを確認
▼なぜ腕が太いかチェック
✓5:過伸展かどうか肘を見る
ー下半身:スクワットが出来るかどうか ※最低限の✓内容
✓1:足首が硬くなっているかどうか
…屈伸運動
✓2:膝が悪い状態になっているかどうか
… 屈伸運動の股関節と膝の動き方のバランスをチェック(椅子から立つ動作)
※膝関節内側側副靭帯損傷になる恐れアリ
↓怪しければ腸腰筋の稼働をチェックする必要あり
✓3:外腿が硬くなっているかどうか
…横向きで寝転がりボールを入れ、太ももで踏み潰し痛いかどうか
✓4:反り腰状態になっているかどうか
…仰向きに寝転がり、腰に手が入るかどうか
チェック動作:
屈伸運動 → 横向きで寝転がりボールチェック → 仰向けで寝転がる
4.ボディチェック結果〜May.u ver.
・上半身は筋トレできる状態じゃない!
・下半身は全体的に硬いためトレーニングはスクワットじゃないものから実践していく
(下半身が太く見えている原因は”腿裏が上手く使えていないから”だった!)
【上半身の問題】
①肘の過伸展、②巻き肩(猫背)、「肩甲骨と肩の間、首、脇の下」筋肉が張っている
①肘が過伸展だからトレーニングできない状態
過伸展でトレーニングすると痛めてしまうためすぐに腕を細くすることができない ※肘関節内側側副靭帯損傷になる恐れアリ
②肩こりのお手本のような背中
ストレッチなどで和らげてから筋トレしないと痛めてしまうくらいひどい!
【下半身の問題】
①アキレス腱の硬さ ②X脚 ③股関節バキバキいう(上手く機能していない) ④外腿のハリ ⑤腿裏を使えていない ⑥反り腰
①〜⑥のうち4個程度クリアしていたら、スクワットに進められたが6つともダメな状態。まずは筋肉を柔らかくする必要があり。筋膜リリースやストレッチを2週間毎日やってみよう!
スクワットでメリハリのある綺麗な脚にするには、まず筋肉が柔らかい状態じゃないとケガするぞ!
(スクワット始められる点数が75点だとすると、現状が30点とするなら、2週間毎日コミットすると70点までに近づく。※頻度を落としてもOKだけど、2週間後も筋膜リリースストレッチはすべし!)(筋肉に負荷をかけると筋肉が硬くなる)
5.まとめ:トレーナーコメント
・コロナかでの、2年在宅により予想以上にガチガチ(運動習慣がないとやべえ)
・NZでの激太り(MAX75kg)から食べないダイエット(=筋肉をつけなかった)をし、社交ダンスやテニスやジムなどを時々行っていなかったら、やばかったかも、皮余りだから痩せても限界がある
・下半身:まとめ
・上半身:まとめ
6. Inbody&ボディチェックを通して決めたボディメイク方法
・マイナスをゼロにする(リセットにする)
・下半身 スクワットの代わりにヒップリフト、ルーマニアンデッドリフト
・上半身 肩こりや首を直すところから、トレーニングするとしたらフレンチプレス
・食事 とりあえず置き換え(減量メニューはせず、普段の食事を意識的に置き換えを開始)
問題解決のためにどこを診ているのかというお話
とりあえず肩こりが酷そうだったので肩回りから
肩こりの原因としてよく名前が挙がる筋肉は
・僧帽筋(肩を上に挙げるための、背中の上部から首を覆う大きな筋肉)
・頭半勅筋(首の後ろにある2本の縦線を形成する筋肉)
・肩甲挙筋(首から肩甲骨に伸び、首を横に振ったり、傾げたりするときに使う筋肉)
・棘上筋(首から肩に伸び、胸を起こして姿勢を正すときに使う筋肉)
・菱形筋(肩甲骨の内側にあり、肩甲骨を寄せて、胸を張るときに使う筋肉)
といった筋肉だけど、今回はデスクワーカーということで、棘上筋の動作不良を疑っていた
実際マッサージすると大当たりだったが、頭半勅筋や菱形筋にも問題があるように見えた
棘上筋マッサージは男女問わず大抵の肩こり持ちのデスクワーカーの大半が問題を抱えているので、簡単に出来る肩もみを覚えると、パートナーが居る人なんかは大変喜ばれると思う
テニスボールやラクロスボールを用いて、ある程度独力でもほぐすことが出来る
頭半勅筋は、首の上の方を親猫が子猫の首を噛んで運ぶようなイメージで、他の人に摘まんでもらって気持ち良いと感じる場合、いわゆるスマホ首と呼ばれる状態
棘上筋と同様、パートナーが居た方がほぐしやすいが、ボールでも可能
菱形筋は、上2つと比べると自分で触って間食を調べることが少し難しいが、背中に手を回して肩甲骨を触れる人であれば、その肩甲骨の間にボールを入れる等して解していくことが出来る
次に脚回り
ぱっと見で気になったのは、明らかなX脚であると言う事。
聞きなれない言葉だと思いますが、要するにO脚の逆です。
この状態で何も考えずにスクワットすると、俗に言うニーインという内側側副靭帯を痛める原因となる動作が起こり、スクワットどころか日常生活に支障をきたすようになります。
後は過去の過度なダイエットの影響で、太腿の皮が余り気味なのが気になるとのことだけど、そもそも前腿と外腿の張りが凄過ぎるのが形が良く見えない原因じゃないかな?というのが私の感想。
膝から下に関しては、筋腹がやや大きめ
ある程度メンテしなければ、確かにむくみやすそうな雰囲気はしている
最後に本人が気にしていた二の腕
個人的には過伸展癖の方が気になっているけど、確かに本人が言う通り皮余りはあるかなあ
ダイエットを頑張って成功させた証拠でもあるけど、気になるものは気になるよね
こればっかりは膝上と同じで、ある程度筋トレして解消されないなら手術するしかないこともあるけど、腕は足に比べるとほっそりしている印象を受けたので、多少は改善出来るような気はしている